ひきこもりクエスト

ひきこもりが何と戦ってるかって?自分の中にいる怪物だよ

「情熱を持てないことを仕事してほしくない」と言いたくなる歯痒さ

空

こんにちは。お布団の中の勇者ヒキコ・モリです。

定例のお仕事報告の時間だよ☆

仕事の話がこのブログで一番つまらないコンテンツかもしれませんが、まあ聞いてください。

私は意識高いキラキラな話はしません。クライアントに媚も売らない。率直にありのままに書きます。

 スランプで潰れそうになった私ですが、仕事を増やすことにしました。より専門性を求められるジャンルにシフトする方向で。

いまの案件に飽きてしまったことが原因だったので、新しいジャンルに挑戦すればスランプを解消できると思ったのです。

しかし、またウンウンと悩むことになるのです。

ようやく見つけた好きな仕事で……

ここへ来てようやく自分の得意ジャンルの仕事を受けることができました。

しかし、依頼にに「特殊なジャンルなので詳しい人にお願いします」と書かれていたのに、肝心のクライアントの知識が怪しいんです。話が噛み合わないようなところもありました。

指示されるのはキーワードを盛り込んだだけの、主張のない記事。

仕事だから仕方なくやっているという感じで、愛が感じられない。

自分の好きなものが金儲けのために利用されている事実を目の当たりにする辛さと、お金をもらって自分がそこに加担している罪悪感で胸が苦しくなりました。同じものを好きな人たちに対して、申し訳ないと思ってしまうのです。

誰かを傷つけているわけでもないし、著作権違反をしているわけでもありません。でも私の中で認めなくない気持ちがあるんです。

ビートたけしが「下品に徹した奴が金儲けしている」と言ったように、良い・悪いで切り分けられない卑しさが蔓延していますね。とくにネットの世界には。

偽物は見破られる

そのメディアには、詳しいライターとそうでないライターが混じっている混沌とした状態でした。

検索ユーザーのお悩みや疑問に、軽めの口調で答えるというWebライターらしい記事もあります。

一見まとまっているのですが、これには違和感がありました。

Webライター向けの文章術では、

  • わかりやすく説明する
  • 綺麗な文章を書こうとしない
  • 親しみやすさが大切

と教えられますが、合わないジャンルもあります。

私は読者にすごく近い場所にいるから分かるんです。

煽った書き方や、世俗的なアピールは逆効果。このジャンルを愛する人は、大衆の価値観を押し付けられるのが大嫌いだからです。

どう定義するかに始まり、単語一つ一つの使い方までこだわり抜く。相手に哲学や美学を感じなければ絶対に話を聞いてくれないし、門前払いです。

にわか知識で語られると、言葉の選び方や微妙な言い回しが、いちいち引っかかる。

つまり、この記事を書いたライターには情熱が足りないのです。器用さでは超えられない壁であり、マニュアルに書かれていない重要なこと。

私が書いた記事のほうが読まれているのは当然だと思いました。上手い下手は関係ない。これまでかけてきた時間や想いは、付け焼き刃の知識じゃ埋められないものだからです。

いま継続で書かせてもらっている案件は、まったく好きなジャンルではありません。でも、書き手の想像が入りますから、読者を裏切ることにはならない。その世界の人によると「アート」に分類されるようです。正解も間違いもないので、経験がないところから勉強を始めても「自分流」が出来上がっていき、それなりの形にはなります。

ただ、ふんわりとした意識では歯が立たない領域もあるんです。

メディアの運営者には“一見さんお断り“のジャンルもあるのだということを、理解してほしいです。

やるなら死ぬ気でやってください。

経験や知識を絡めながら、噛み砕いて説明することをWebライター界隈では「専門性」と呼ぶのかもしれません。しかし、そこに「熱量」や「こだわり」が含まれないのは残念なことです。

コンテンツは愛じゃないのかい?

グーグルはこう言いました。

「コンテンツは愛だ」と。

私はその意味がいまだによく分かりません。しかし、キーワードが~、コピペが~と騒ぐことが愛ではないことだけは確かです。アルゴリズムは刻々と変わるので、裏をかくことばかり考えていると雷に打たれるでしょう。

最終的にグーグルは、AIが評価する文章を人が読むのではなく、人が評価する文章をAIが読むことを望んでいると思うからです。

私にとって愛のあるコンテンツとは、人や物、読者に対する思いが詰まった記事。

takeuching.blogspot.jp

竹内さんの記事は、神聖かまってちゃんに対する愛に満ちています。の子さんがmonoくんに殴られて耳から血を流す、という衝撃シーンも竹内さんが語ると温かさとユーモアがあります。かまってちゃんメンバーの自由奔放さに呆れつつ、放っておけないという様子が伝わってきました。

 

私が子供の頃から思い描いていた「ライター」って、大好きなバンドの記事を書いてた音楽ライターとかなんですよね。メンバーとほとんど友達、みたいな。

効率重視でロボットみたいなWebライターには向いてないなあ、とつくづく思います。ちゃんと名前を出して取材ができる人になりたい。ひきこもりだけど。